2009年7月27日星期一

秒速5センチメートル 聖地巡礼ツアー(1) 豪徳寺から岩舟まで

  中間報告:

  「雲のむこう、約束の場所」に続く、新海監督の作品。本作品は「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3本の短編から構成されている。

  2002年、たった一人で作った「星の声」で、アニメの世界に鮮烈な印像を残した新海誠監督は、2004年に初めの劇場長編アニメ「雲のむこう、約束の場所」を発表し、数々の賞を受けた。

  そして2007年、期待されていた新作「秒速5センチメートル」が全国に公開された。映画に描かれている話は、僕たちと同じ社会で生活している普通の彼と彼女だ。






  
  「僕と明里はとてもよく似ている」と、主人公の遠野貴樹は思う。貴樹が親の転勤によって東京の小学校に転校してきてから一年後、篠原明里も同じクラスに転校してきた。二人は、運動が苦手で、いつも図書館で読書をしていた。そのような静かなところで、まだ幼年の二人に、次第に互いの微妙な感情が生まれた。しかし、二人のその親密な世界は、明里の再びの転校によって、はかなく失われてしまう。
  季節が巡り、中学一年の夏、貴樹の郵便ポストに明里からの手紙が届く。半年振りに目にする明里の手紙には、彼女が一人淋しく暮す様子がうかがえる。彼は文通を始め、互いの気持ちを交換する幸福を再び手に入れる。
  その冬、今度は、貴樹の鹿児島県への転校が決まる。今よりもっと遠くに離れてしまえば、もう会えないかもしれない。そう思った二人は、手紙で約束を交わす。放課後に貴樹が電車に乗り、明里がいた栃木県の岩舟駅まで行く。待ち合わせの時間は夜七時だ。
  約束の当日は、朝から冷たい雨が降っていた。貴樹が学校を出るころには、雨は雪に変わる。次第に雪に覆われていく街を電車の窓から眺めながら、貴樹は明里の待っている岩舟駅へ向かう。

  その日以来、二人は会うことなく、12年が過ぎた。時間がたつに従って 、二人の距離はだんだん離れて行った。






  以上は僕の総括した部分のストーリーだ。先週の水曜日と日曜日、新宿から、大宮、野木、小山、宇都宮、岩舟まで、貴樹が約束の場所に進むコースに沿って尋ねた。通行人に聞いて、正しい場所を確かめた。現実の場所の写真を撮り、映画のシーンと比べてみると、非常に似ていると感じだ。それから、車内や車窓の景色を眺めていると、明里のところに向かう貴樹の複雑な気持ちをなんとなく感じた。そして、自分の似た経験にも思いを馳せた。

  「秒速5センチメートル」は、桜の花の落ちるスピードだ。映画に描かれている人々は、僕たちと同じ社会で生活している普通の彼と彼女だ。シンプルで、切実なストーリーのアニメを見て、僕はそれが自分の物語でもあり、周囲の友人たちの物語でもあると思った。

  来週、アニメが描く日本人の感情と電車の関係を更に研究するつもりだ。


1、小田急線の豪徳寺駅


豪徳寺駅の南出口、FamilyMartの側です



貴樹が「コンパス時刻表」を買った書店です



北出口です



劇中ほぼそのままでした、開放的で明るい駅舎です



小田急線です。

2、新宿



小田急線の新宿の出口です。



小田急線ホームからJR西口改札への階段。



崎京線の告示板です。



崎京線のホーム、左上は京王百貨店です。

3、JR崎京線の武蔵浦和駅



崎京線のホームです。



ホームから北の方向の景色です。

4、JR大宮駅


崎京線ホームのトンネルです。



宇都宮線の札です。



大宮の改札口です。



アニメには,Starberk's Coffeeを描いて、現実は、もちろん、Starbuck's Coffeeです。



宇都宮線の9番ホーム

5、JR宇都宮線の久喜駅



久喜駅の24番柱です。



久喜のホームです。

6、JR宇都宮線の野木駅



野木駅の一番前の告示板です。



劇中とは少し違うようなね。


東JRの地図です。

7、JR小山駅



南口の跨線橋から、小山駅新幹線ホームを写真を撮る。ちょっと重厚な感じのホームです。



小山の改札口です。



JR両毛線の電子告示板です。



小山駅の全景。


両毛線ホームの前の地下通路です。


はは、同じでしょう?



大きく広いホームです。



両毛線のホームにあるきそばやです。



ホームの末端にある自動販売機です。



宇都宮線のホームで、十二年後、明里が東京に行く電車を待っている。

8、JR両毛線の岩舟駅


岩舟駅です。


ホームから跨線橋を見える。



両毛線は、2003年に無人化され、さらに2006年に駅舎が改築されたから、劇中の雰囲気はもうありません。


岩舟駅跨線橋から外の景色です。


岩舟駅の待合室です。



岩舟駅の待合室2



駅から出て、右に曲がって、もうすぐ行くと、映画ど同じ街灯があります。


駅の出口です。


駅の前です。


巨大な電線の塔、これは、両毛線の太平下駅の周りにあります。



電信柱が並んでいる道です。これも両毛線の太平下駅の周りにあります。



岩舟駅のホームで、明里は貴樹君を告別します。



出口の前の道を(西方向)に歩いていて、2~3分ぐらい一番目いの交差点を左に曲がる所です。


日本人は、電車の中で、どんな孤独を感じがしますか?
高田さん(東大の友達):

先日も、秋葉原の駅でひとと待ち合わせをしていましたが、周りを見渡しても座るところがありません。秋葉原のJR駅には、椅子が皆無なのです。とても広い のに、、、あるのは、商売になる自動販売機と小さな食べ物屋とコンビニ。と〜っても、人に優しくありません。さっさと歩くひとびとばかりで、ちょっと休ん でお天気の話しでも・・なんておよそできる雰囲気ではありません。

おうさん(中国の友達):
若者の友人と一緒に電車に乗っていて、互いに話すのではなく、携帯でそれぞれがメールやゲームをしている姿。

加奈さん:
僕は毎日崎京線で通学している。崎京線車内は帰宅する人々で混み始めていて、座席に座ることはできなかった。僕は他の何人にならって最後尾の壁によりかかり、吊り広告の週刊誌を見出しを眺め、窓の外を眺め、時折乗客の姿を盗み見た。

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